知っている⁉『クレヨンしんちゃん』豆知識大辞典(20コ収録)

オススメ

2022年4月でアニメ『クレヨンしんちゃん』放送開始から30年が経ちます。
クレヨンしんちゃんを見て育った園児たちも多いことでしょう。
私自身もクレしんを金曜日に見て園児時代を過ごしました。
今回は、『クレヨンしんちゃん』の豆知識というか、トリビアというか、雑学というかそういったものをまとめてみました!
途中にはおすすめ回なども記載しておりますので、楽しんで頂けると幸いです!

しんのすけの名前の由来

しんのすけの名前の候補は
「しんいち」
「とものり」
「すぐる」
「けんた」
以上の4つであった。
ひろしは候補名の書かれた紙を持ってみさえと赤ちゃんのいる病院に向かうも、雨の中濡れながら来てしまったため候補名がにじんでしまった。
にじむことなく読めることのできた文字が
「しん××(しんいち)」
「××の×(とものり)」
「す××(すぐる)」
「け××(けんた)」
だったため、残った文字を合わせて「しんのすけ」になった。

ちなみに、「しんのすけ」は漢字で書くと「信之介」
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』で図書館の史料に野原信之介と記載されていることが確認できる。

しんのすけの笑顔は横顔の描写しかない

原作とアニメのどちらでもしんのすけの笑顔は横顔の描写になっている。(より細かく言うと、笑顔の時は目が描写されていない。)
この笑顔に関する約束事はしんのすけだけでなくひまわりやシロ、幼稚園の仲間たちなどにもあてはまる時がある。

何故、笑顔の描写が横顔のみなのかは複数説があり、笑顔の描写によってお下品な印象を与えてしまう恐れがあるから、キャラクターのデザイン上笑顔の描写がキャラクターにあっていないためであるからなどと色々な説が噂されている。

しんのすけのギャグ一覧

「ケツだけ星人」
「ケツだけ歩き」
「ケツ顔マン」
「半ケツフラダンス」
「ぞうさん」
「いなりずし」

野原ひろしは高収入⁉

野原ひろしは公式から安月給として扱われているが、本当に安月給なのか⁉という声が視聴者やファンから声が上がっている。

実際に、34~35歳で埼玉県春日部市に家を建てている。しかも、共働きではなく、1人の稼ぎだけで建てていることが注目するポイントである。

今現在の日本において35歳の平均年収は435万程度と言われている中、クレヨンしんちゃんでは宝くじの当選額1億3千万円がひろしの給料20年分と言われている。
給料20年分が35歳時点の給料20年分ならひろしの年収は650万円となる。

安月給ではなさそうだ。

野原ひろしには兄がいる?

原作には秋田で農家を営んでいる「野原せまし」という野原ひろしの兄が描かれている。
名前のとおり心が狭く、弟のひろしからは秋田一のケチと呼ばれている。

アニメでは現在に至るまで登場はしていない、しかも原作では兄のせましが登場する回のアニメ化部分は内容が変更されており、せましが登場することはなかった。
これからのアニメでの登場は恐らくはないだろう。

野原ひろしの足の臭さがとんでもない

足の臭いキャラとしてお馴染みの野原ひろしの足の臭さは家族から煙たがれる一方で、劇場版などでは武器になり家族を守るほどのものになっている。

『嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』ではたくさんの敵を倒し、足の臭さから「異臭物陳列罪」といったアニメオリジナルの罪にも問われている。
『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』では、ロボットに対してもひろしの足の臭さは通用しており、多くのロボットが異常をきたしていた。
『嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲』では、自分の靴の臭いをかぐことで自分の人生の軌跡を思いだし正気に戻るシーンも印象的なものになっている。

野原ひろしの足の臭さは実際に再現されており、ひろしの靴下の展示が全国各地で数度行われていた。

野原みさえの姉妹たち

みさえは3人姉妹の次女であり、長女は「まさえ」、次女が「みさえ」、三女は「むさえ」となっている。

「めさえ」「もさえ」は存在しない。

因みに、みさえの母は「ひさえ」である。

ひまわりの名前の由来

「ひまわり」という名前は「野原家伝統の命名方式」で名付けられた。

「野原家伝統の命名方式」とは、家族に属するメンバーがそれぞれの考えた名前を毛筆で書き記し、名前が書かれた紙を紙飛行機にし、一番長く飛ぶことのできた紙飛行機に書かれた名前を命名するという方法。

「野原家伝統の命名方式」で最後まで飛び続けたのはしんのすけの紙飛行機であり、書かれていた名前が「ひまわり」であった。

他の候補名(紙飛行機に書かれていた名前)はひろしが「りえ」、みさえが「ゆずほ」、銀の介が「ぎん子」、つるが「かめ」となっていた。

因みに、絵本版の「クレヨンしんちゃん」ではひまわりの名づけ方は違っており、しんのすけが花壇に咲いていたひまわりから名付けたことになっている。

 

かすかべ防衛隊メンバー達

【現役隊員】
野原しんのすけ(隊長)
風間トオル(リーダー)
桜田ネネ(女王様)
佐藤マサオ(キャプテン)
ボーちゃん(ボス)

かすかべ防衛隊のトップは明確には決められていない。
一度だけ、風間くんがかすかべ防衛隊の隊長になる話は存在しているが、それでも度々だれが隊長かで揉める。

 

【特別隊員】
野原ひまわり
シロ
酢乙女あい
ザキヤマ(アンタッチャブル山崎)
桜ミミ子
お色気
貫庭玉サキ(映画24作品目:爆睡!ユメミーワールド大突撃にて登場)

 

 

 

ボーちゃんには分からないことが多い。

ボーちゃんには分からない点が多い。

その1、本命が不明。
周りからは「ボーちゃん」と呼ばれていますが、「ボーちゃん」の本名は謎のままである。
しかし、本名ではないかと推察されている名前があり、その名も「井川棒太郎」ではないかと言われている。
理由は、1993年8月23日放送の206話『相撲大会でガンバるゾ』で相撲大会のトーナメント表に「井川棒太郎」の名前が書かれていることから「ボーちゃん」の本名ではないかと言われている。

その2、ボーちゃんの親の素性が分からない。
ボーちゃんの親がアニメで描かれたことはこれまでになく素性が分かっていないのが現状である。
ただ、原作である漫画では一度だけ登場してはいるが、描写が遠く少しだけだったため素顔などは不明である。
また、父親がいるかどうかについては不明である。

その3、家族構成が不明である。
父母の詳細が掴めないボーちゃんだが、もちろんのように家族構成も不明な点が多い。
分かっているのは、母と姉と祖母が存在していることである。
それ以外の家族については明確な言及はされていない。

野原家の家の価値1800万~3600万程度と予想されている

埼玉県春日部市に家を置く野原家ですが、不動産としての価値は1800万~3600万円程度と予想がされています。

予想によるものなので金額のばらつきがありますが、どちらにせよ専業主婦としてみさえが暮らせていることや、ひろしが35歳であることから十二分に収入は安定し水準も高いのではないかと考えられる。

ちなみに、家の価値が高いアニメは
『ドラえもん』の「野比家」が1億円程度(ただし、借家)。
持ち家でかつ家の価値が高いのは『サザエさん』の「磯野家」で予想によっては2億円越えと言われている。

野原家の住所は「埼玉県春日部市双葉町904」である。

ちなみに、双葉町は架空の地名で存在はしていない。

だが、「埼玉県春日部市双葉町904」という住所は2004年に春日部市施行50周年を記念して特別住民登録が現実にされている。

野原家は一度全壊している。

2001年に放送された『突然家が大変だゾ』の回で野原家は一度全壊している。
全壊というか、爆発したといったほうがイメージがつきやすいかもしれない。

野原家が爆発するまでの流れは、しんのすけがボール遊びをしていたところ不幸が重なり家の壁に穴をあけてしまう、またみさえはコンロの火がつかないことを嘆いていたりとなんともついていない状態が続いていた。
コンロの火をつけようと頑張っているところに、ひまわりが化粧品を飲み込もうとしていることに気付き、コンロのガスを開けたままひまわりの方へといき対応をすることになる。
ひまわりの対応を終えると、ひろしからガス臭いことを言われてガス栓を開けたままであることに気付いたみさえは「あっ、ガスつけっぱなし!火っ」って言ったところ、しんのすけが火が必要だと勘違いし、チャッカマンをつけて爆発してしまう。
以上が爆発するまでの流れである。

爆発で全壊した野原家であったが、みさえがへそくりで火災保険にはいっていたことでなんとか無事に済む。
ただ、家が建つまで野原家は「またずれ荘」に暮らすことになる。
実際に約1年間アニメはまたずれ荘で話が行われている。

暴力的、お下品な描写や表現などが少なくなってきている?

放送30周年を迎えた『クレヨンしんちゃん』だが、昔と今では変わっている内容がある。

しんのすけの一発芸のひとつ「ぞうさん」は現在では見られなくなっている。
他にも、母親であるみさえのことを「みさえ」と呼び捨てで呼んでいたこと、「オカマ」を使った表現などは見られなくなっている。
また、「ケツだけ星人」は生尻を出さずに行われることが多くなっている。

一方で、暴力的な描写や表現であるげんこつやぐりぐり攻撃は今でも登場はしているが、個人的な肌感では少なくなっているように思える。

クレヨンしんちゃんは子どもに見せたくないアニメ第1位!?

「子どもに見せたくないテレビ番組ランキング(バラエティ、ドラマを含む)」では2002年に見せたくない番組1位となりそれ以降の18年間ベスト5以内に入り続けるほど『クレヨンしんちゃん』は子どもに見せたくない番組として言われている。

一方で、子どもに見せたいアニメといったランキングのジャンルでは、『クレヨンしんちゃん』は上位に食い込むものとなっている。

クレヨンしんちゃん商標問題

クレヨンしんちゃんは、中国語名で「蜡笔小新(ラービィシャオシン)」と書く。
蜡笔小新(ラービィシャオシン)」が第3者に勝手に商標登録されたことで商標問題となり、結果として「蜡笔小新(ラービィシャオシン)」として商品が販売できなくなり、「Shinchan」の商標名で販売するしかなくなる事態となった。
また、双葉社の公式グッズがコピー商品としてお店から撤去されるといった異常事態にもなった。
この商標問題は2012年までに無事に解決に至った。

韓国では、クレヨンしんちゃんのお菓子に関する商標問題も存在した。

英語版クレヨンしんちゃんの名前一覧

野原しんのすけ:Shin-chan Nohara
野原ひろし:Hiro Nohara
野原みさえ:Mitzi Nohara
ひまわり:Hima
シロ:Whitey
佐藤マサオ:Maso
風間トオル:Georgie Herbert Walker Prescott III
桜田ネネ:penny
ボーちゃん:Boo

くれよんしんちゃんオススメ回10選

『突然家が大変だゾ』

『まつざか先生恋の決着だゾ』シリーズ

『シロとぬいぐるみだゾ』

『風間君とお別れだゾ』

『友情のリレーだゾ』

『雨の日のお迎えだゾ』

『おらの心はエリートだゾ』

『幼稚園でバザーだゾ』

『お兄ちゃんだって甘えたいゾ』

『ラップでお掃除だゾ』

まだまだ、おすすめ回は沢山ありますが、今回の豆知識としてのページでは10コまでにします。
より詳しくまとめたページを後ほど作りたいと思います。

クレヨンしんちゃんホラー回5選

『呪いのフランス人形だゾ』

『恐怖の幼稚園だゾ』

『オラとオラの対決だゾ』

『帰れない風間君だゾ』

『恐怖のエレベーターだゾ』

まだまだ、怖くてぞっとする話はありますので、より詳しくまとめたページを後ほど作りたいと思います。

漫画クレヨンしんちゃんの伝説の1話目は色々とスゴイ

今では伝説となってしまったクレしんの1話目だが、原作とアニメでは1話目が違っている。
何故原作とアニメで1話目の内容が異なっているのかについては公式による回答はないが、恐らく原作1話目が中々激しい内容が原因でアニメ化されなかったのではないかと言われている。

原作1話目は性的なことに関する描写があり、
・よしなが先生のスカートの中にしんのすけが潜りこみゴソゴソしていると、よしなが先生が「ああっいい~」っと言葉を漏らす描写。
・ネネちゃんが粘土で作った犬を使ってしんのすけが動物の交尾を連想させる置き方をする。しかも、犬の体位についてしんのすけがよしなが先生に「先生だってきらいじゃねーべ」聞くと、よしなが先生は「そりゃまぁきらいどころかむしろ」と答える。
以上のような描写がある。

他にも、原作1話目には過激な描写があり、
・しんのすけを注意したあとのよしなが先生の手にはトンカチ、しんのすけの頭からは血が流れる描写がある。ギャグ描写ではあるだろうが、批判を受けそうな描写ではある。
・粘土工作の作品が、天安門やベルリンの壁といった社会的な描写も見受けられる。

といった具合に『クレヨンしんちゃん』原作1話目はアニメ化するには中々厳しいところが多く、アニメ化はされなかったのではないかと考えられている。

さいごに、

ここまで、ご覧いただきありがとうございます。
今回の内容に一部についてはより詳しくまとめたページを作っていきたいと思っていますので、楽しみにしていただけると嬉しいです。