【近界民(ネイバー)の国】近界(ネイバーフッド)の国家一覧

ワールドトリガー

近界民(ネイバー)とは

門の向こう側の世界で暮らす者たちの総称。
分かりやすく言うと異世界者といったところである。
近界民(ネイバー)は人型近界民やトリオン兵など様々な形態がある。

主人公の三雲修らが暮らすこちら側の世界は4年ほど前に近界民(ネイバー)からの襲撃を受け1200人以上の死者と400人以上の行方不明者が出て大きな被害を受けた。

近界(ネイバーフッド)とは

門の向こう側の世界のことを近界(ネイバーフッド)と呼ぶ。
近界(ネイバーフッド)の星は惑星国家と乱世国家の二つに分類される。
惑星国家は、太陽をまわる惑星の動きとは少々異なるが決まった軌道を持っており、惑星国家の多くはこちらの世界(主人公たちの住む世界)をかすめる軌道で遠く近くと周回している。
乱星国家は、惑星国家のように決まった軌道を持たず星ごと自由に飛び回ることができる。

メノエイデス

惑星国家の名称、もしくは国内の地名であるが、恐らくは惑星国家の名称かと思われる。
A級1~3位部隊の太刀川隊、冬島隊、風間隊が遠征していた場所であり、遠征の成果
としてトリガーホルダーを4本を持ち帰っている。
トリガーホルダーの中身に関しては詳細は不明である。

【考察と意見】
見た目がボーダーの使うトリガーホルダーと酷似しており、また風刃(ブラックトリガー)のように見た目が黒くないためブラックトリガーではないと考えられる。
模様が4つある中で3種類あり、ギザギザしたもの、一つの長い直線が入っているもの、短い直線が4つ入っているものの3種類になる。
短い直線が4つ入っているタイプはボーダー隊員が使用する一般的なトリガーホルダーの模様と似ている。

リーベリー

出典:『ワールドトリガー』5巻より

広大で豊かな海を持つ水の世界、海洋国家リーベリー
第二次大規模侵攻国の候補として上がるが、可能性は低いとされた。

レオフォリオ

出典:『ワールドトリガー』5巻より

特殊なトリオン兵に騎乗して戦う騎兵国家レオフォリオ
第二次大規模侵攻国の候補として上がるが、可能性は低いとされた。

キオン

出典:『ワールドトリガー』5巻より

厳しい気候と地形が敵を阻む雪原の大国キオン
第二次大規模侵攻国の候補として上がり、第二次大規模侵攻直前にイルガ―と呼ばれる使用国の少ないトリオン兵が玄界(ミデン)に出現したことから、イルガ―を所持するキオンは有力候補であった。しかし、実際にキオンの侵攻はなかった。

ブラックトリガー6本所持している。(7年以上前の情報)

【考察と意見】
雪原の大国の「大国」が意味することは国自体の大きさであると考えられる。
恐らく国土が広く、名の通り国土のほとんどが雪原でないかと考えられる。
国を形成する母(マザー)トリガーの素体自体のトリオン能力が極めて高いと予想される。

アフトクラトル

出典:『ワールドトリガー』5巻より

近界(ネイバーフッド)最大級の軍事国家
第二次大規模侵攻国の候補として上がり、第二次大規模侵攻直前にイルガ―と呼ばれる使用国の少ないトリオン兵が出現したことから、有力候補であり、実際に侵攻してきた国である。

ブラックトリガー13本所持している(7年以上前の情報)
確認済みのブラックトリガー
・「卵の冠」(アレクトール)
・「星の杖」(オルガノン)←国宝である。
・「窓の影」(スピラスキア)
・「泥の王」(ボルボロス)
以上4つ
トリガーの詳細はトリガー紹介の記事にしているので気になる方は是非ご覧ください。

アフトクラトルは頭にトリガー角(ホーン)と呼ばれるとリオン受容体をつけることで後天的にトリオンの質と量を高める技術を持っている。
実際に、第二次大規模侵攻に来たメンバー6人の内5人がトリガ角がついている。

国は四大領主によって治められている。
四大領主の一つはベルティストン家であり、ベルティストン家の領主はハイレインである。

ガロプラとロドクルーンを支配しており属国としている。

現在のアフトクラトルは国を形成する母(マザー)トリガーの寿命が残り少ないため母(マザー)トリガーの素体となるトリオン能力が優れた人物(通称:金の雛鳥)を探している。
三雲たちの世界に侵攻してきた理由も金の雛鳥を探すためである。

【考察と意見】
第二次大規模侵攻の際にウィザが近隣のすべての国に同じ規模の精鋭が派遣されている旨を伝えていることから、もしかしたら玄界(ミデン)と近い軌道にあった「キオン」、「レオフォリオ」、「リーベリー」もアフトクラトルの侵攻を受けている可能性がある。

トロポイ

惑星国家の名称、もしくは国内の地名であるが、恐らくは惑星国家の名称かと思われる。

レプリカ(自律トリオン兵)を発明した国である。

【考察と意見】
ウィザがレプリカを見た際に「これは珍しい」と伝えていることから、トロポイの自律トリオン兵がとても希少であることが分かる。
トロポイの自律トリオン兵が希少なわけは、1:トロポイ自体がすでに滅亡しているため、2:トロポイの自律トリオン兵はトロポイの技術でしか作ることが出来ないため、3:トロポイの自律トリオン兵のコストがありえないほど高く沢山作ることが出来ないものであるための3つではないかと考える。個人的には1,2の可能性が高いと考えている。

ガロプラ

アフトクラトルと従属関係にあり、属国となっている。
ガロプラの王族はアフトクラトルが侵攻した際に殺されており、ガロプラの母(マザー)トリガーはアフトクラトルに管理されている。

緊急脱出(ベイルアウト)の技術を持っている。

小国である。

ガロプラのメンバーの1人「ラタ」の本名は「オルカーン・マーダック」であり、逃亡中のガロプラ第4王子である。

【考察と意見】
第二次大規模侵攻の際はアフトクラトルが緊急脱出(ベイルアウト)システムを確立できていないことが分かっている。
よってガロプラが確立している緊急脱出(ベイルアウト)システムはアフトクラトルの情報を基に開発されたもの、もしくはガロプラが独自に開発したものの2つの可能性がある。
アフトクラトルの情報を基に作り上げたとした場合は、第二次大規模侵攻後1か月経たないうちに緊急脱出(ベイルアウト)システムを確立したことになるため、ガロプラ独自の開発である可能性が高いと私は考えていたが、ガロプラ遠征のメンバーに「完全並列同時思考」のサイドエフェクトを持つガロプラの技術開発室チーフを務める優秀なエンジニアのヨミがいることから、短い期間で緊急脱出(ベイルアウト)システムを確立できたとしても不思議ではない。

また、アフトクラトルからの命令は絶対であるのにも関わらず、玄界(ミデン)侵攻には黒トリガーを用いていないことから、ガロプラには黒(ブラック)トリガーを所持していない可能性がある。

ロドクルーン

アフトクラトルと従属関係にあり、属国となっている。
玄界(ミデン)侵攻に人材が当てられない状況のため、侵攻には参戦はしていない。ただし、トリオン兵は犬型のトリオン兵とアイドラはガロプラに支援している。

【考察と意見】
玄界(ミデン)侵攻に参戦していないことから、人手が不足している。何故人手が不足しているのかは不明。人手不足の原因は、単純に人手がいない、玄界(ミデン)に侵攻している状況ではないほど不安定である、アフトクラトルから別の命令が与えられているといったことが考えられる。

カルワリア

城塞国家カルワリア(アニメで判明)
城塞での籠城戦を得意とするが、強い国ではなく、中規模国家である。

4年ほど前に惑星国家スピンテールから侵略を受けていたカルワリアに遊馬と有吾は防衛に力を貸していた。

スピンテールとの3年以上の抗争を経て講話結んで戦争は終わり、カルワリアの勝利に終わる。
空閑遊馬が一度死んだ場所であり、空閑有吾が死んだ場所である。

スピンテール

4年ほど前にカルワリアに侵攻していた国家
カルワリア侵攻の際は他国から黒(ブラック)トリガー使いが支援に来ており、その黒(ブラック)トリガー使い空閑遊馬はやられる。

カルワリアと比べると軍事力は大きかったが、カルワリアが空閑有吾の死と引き換えに黒(ブラック)トリガーを手に入れたことで勢力図は逆転する形となり、カルワリアに負ける。

【考察と意見】
他国からの支援である黒(ブラック)トリガーは容姿が人間ではなくなるといった形態変化するタイプの黒(ブラック)トリガーであると考えられる。

エルガデス

アニメオリジナルで登場する国家
『ワールドトリガー』で現在唯一の乱星国家である。
砂漠が広がる国家である。

自律型トリオン兵の研究が進んでおり、レプリカのような自律型トリオン兵だけにとどまらず、優れた戦闘能力を持つ人間タイプの自律型トリオン兵の開発まで出来ている。

【考察と意見】
トロポイ以上の技術を持っているなど優れた国ではあるが、アニメオリジナルでの登場のため今後原作に関わって来る可能性は低いと考えられる。
また、今後出てくる乱星国家はアニメオリジナルや劇場版といったもので度々原作のストーリーとは分離された世界が楽しんでいけるものが多くなってくると思われる。

以下はアニメ化まだである

デクシア

旧ボーダーと同盟を結んでいた。
現在も同盟関係が続いているかどうかは不明。

【考察と意見】
現在のボーダーの最高司令官である城戸司令が近界民(ネイバー)は絶対許さないぞ主義と言われていることから、同盟関係が続いているとは考えにくい。
同盟関係が絶たれた原因は、既に国家が滅亡しているため、同盟国が裏切ったためなどの可能性が挙げられる。

メソン

旧ボーダーと同盟を結んでいた。
現在も同盟関係が続いているかどうかは不明。
【考察と意見】
現在のボーダーの最高司令官である城戸司令が近界民(ネイバー)は絶対許さないぞ主義と言われていることから、同盟関係が続いているとは考えにくい。
同盟関係が絶たれた原因は、既に国家が滅亡しているため、同盟国が裏切ったためなどの可能性が挙げられる。

アリステラ

旧ボーダーと同盟を結んでいた。現在は滅んでいる。
どこの国に侵攻され滅んだかは不明。

侵攻を受ける中、王子と王女と王子を抱える大人が玄界へと亡命した。

アリステラ王家が代々管理する母(マザー)トリガーは当時まだ子どもだった王女と生まれたばかりの王子に継承している。

アリステラ王子が玉狛支部で暮らしている林藤陽太郎であり、現在は林藤支部長の親戚という設定になっている。
アリステラ王女がボーダーで保護されている忍田瑠花であり、現在は忍田本部長の親戚という設定になっている。
そして、陽太郎と常に共にいる雷神丸がアリステラの冠(クラウン)トリガーで陽太郎を守る使命を受けている。

今のボーダーがアリステラ王家が亡命した姿でもある。
その結果、ボーダーは著しい発展を遂げた。

玄界(ミデン)

作中ではこちら側の世界と称されており、「玄界(ミデン)」という名称は近界民(ネイバー)が使う呼称である。
『ワールドトリガー』の中心舞台であり、三雲たちが住む星である。

近界(ネイバーフッド)の星と違い、玄界(ミデン)はトリオンに頼ることなく暮らしていくことが出来る星であるため、母(マザー)トリガーは必要とはしない。

界境防衛組織「ボーダー」を三門市に置き、門(ゲート)からくる近界民(ネイバー)から玄界(ミデン)を守っている。

ボーダーは今のボーダーがアリステラ王家が亡命した姿でもある。
その結果、ボーダーは著しい発展を遂げた。
ボーダーの母(マザー)トリガーを動かしているのは忍田瑠花(陽太郎の姉)である。